2015. 06. 09
茅葺き屋根のカンづめ!~塗装工事
おはようございます。テクノあいづ 河原田です。
本日は、茅葺き屋根の古民家の塗装をご紹介。
茅葺き屋根にペンキは塗らないでしょっ、て、そうですよね~。
実はこの辺では多く存在する、茅葺き屋根をトタンで覆った屋根の民家。
で、茅葺き屋根のカンづめなんてことを言われています。
古民家を維持するための知恵なのでしょうね。
同じような屋根をよく見てみるとトタンにもいろいろデザインが施されていたりして
それはそれで美しいのです。
さて、ご依頼いただいたお客様の屋根、写真を見るとよくわかりますが、
相当傷んでしまっています。
話を伺うと、昨年塗装したばかりとのこと。屋根が急勾配なこともあってか、
請け負った業者さんは吹き付け塗装をしたのだそうです。
しかし豪雪地の屋根は、雪の重み、その滑り落ちる摩擦でとても負担がかかるのです。
テクノあいづは、すべて手塗りでしっかり施工させていただきました。
まず、はがれかけた塗料をしっかり剥がしてから、高圧洗浄機できれいに洗浄します。
錆び止めを施し、丁寧に手塗りしていきます。これで7~8年はきれいな状態が保てるはず。
玄関下屋にはヤネラクも設置したので、次の雪のシーズンは、安心快適に過ごしていただけることでしょう!